2022年にaespaのメンバー(ニンニン)が「きのこ雲に見えるランプ」を“かわいいライト”として紹介した投稿が、 2025年のNHK紅白歌合戦への出演決定をきっかけに掘り起こされ、「被爆国への配慮がない」として批判と反対署名が拡大。 一方でNHK側は「原爆被害を軽視・揶揄する意図はなかった」旨を事務所に確認し、出演予定を変えない姿勢が報じられています。

時系列まとめ
- 2022年5月ごろ:ニンニンがファン向けアプリ等で、きのこ雲を想起させる形のランプ画像と共に「かわいいライトを買った、どう?」趣旨の投稿。
- 2025年11月中旬〜下旬:aespaの紅白出演が話題になる中、過去投稿が再拡散→批判が増加、Change.orgで反対署名が急増(「2日で7万」などの報道)。
- 2025年12月上旬:署名は「10万超」「12万超」などに到達したと報道(数字は日々変動)。国会の場でもNHKに対して説明・ガイドライン整備を求める指摘が出る。紅白出場aespaメンバー投稿の「きのこ雲ランプ」 販売サイトに「広島」「原爆」明記
- NHKの対応:事務所に確認し「軽視の意図なし」と整理、出演は継続する趣旨が報じられる。
詳細解説
● 何が燃えた?──“ランプの形”が原爆の象徴と結びついた
問題の中心は「きのこ雲」に見えるインテリア照明を“Pretty / かわいい”と表現した点。 日本では広島・長崎の記憶と結びつきやすく、“軽いノリに見える”こと自体が反発を呼びました。
● 署名が伸びた理由──「紅白」という“国民番組”補正
普段なら「数年前の投稿」で終わりがちな話が、紅白という公共性の高い番組に乗ることで、 「出す/出さない」が公共放送の姿勢の話に変換されました。さらに国会質疑でも取り上げられ、 “ネット炎上”から“公共的論点”へ一段ギアが上がった形です。
● NHKはどう整理した?──「意図なし」を確認、出演継続へ
CNAなどの報道では、NHKが事務所(SM)に確認し「被爆者を貶める意図はなかった」旨を確認したとされます。 ただし、これで納得する層と納得しない層が分かれ、議論は継続中です。
● 背景に“外交・世論の空気”も?
海外メディアでは、日中関係・地域情勢の緊張感の中で「文化摩擦」の火種になった面も指摘されています (ただし、ランプ投稿それ自体の是非とは切り分けて見る必要があります)。
SNSの反応まとめ(X引用)
— 投稿の趣旨(商品ページの名称・説明に注目する声)
なんで被団協は抗議しないの? 世界初の都市への核攻撃が行われた象徴のキノコ雲を「可愛い」っていう認識を持ったアイドルがいるのって問題だと思うけど
NHKは速やかに反日タレントの出場を撤回すべき 日本国民を舐めてんじゃねーよ
NHKは解体一択でしょう。 公共放送としての中立性なんてとっくの昔に崩れてるし、むしろチャイナマネーに浸食されてることがよく分かる。CM紛いのことをやったりね。 解体後、人物調査を徹底して小規模から再編するしかない。
広島、長崎、県知事も市長もダンマリ。各種被爆者団体もダンマリ。 何でだろ〜ね。
aespa出場はNHK憎しな人がますます増えるだけだけどNHK大丈夫そ?笑 本当に反日NHKじゃん笑
これ出場辞退したほうが丸く収まると思うけど、強行するんか?
こんなもの作って喜ぶ奴 可愛いとか褒める奴も相当あたまおかしいと思うけど そんなグループ起用する日本の公共放送は 更にあたまおかしい
実際に国会でも「SNS時代の公共放送として、事前に検討できるガイドラインを」といった趣旨の指摘が出ています。
今後どうなるか(予測)
- 短期(紅白当日まで):NHKは基本「出演継続」線を維持しつつ、炎上対策として説明コメントの出し方を調整する可能性。
- 中期(年明け):公共放送の“炎上案件”が続くなら、SNS過去投稿・海外アーティスト起用に関する内部ガイドライン整備が議論されやすい。
- 長期:文化・歴史認識のズレが可視化されたことで、K-POP起用そのものではなく、「説明責任の設計」が今後の定番論点になりそうです。
まとめ
「意図がなかった」で終わらせず、“受け止められ方”まで含めて説明できるかが、ここからの勝負だと思います、今後の動向に注目です


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