人気配信者として活動してきた布団ちゃんは、2025年にかけて複数の問題行動が重なり、最終的には TwitchアカウントBAN・所属チーム契約解除という重大な結果に至りました。
この記事では、炎上の流れを 「3つのターニングポイント」に分けてわかりやすく整理します。
- ① オーイシマサヨシ発言(過去の火種が再燃)
- ② 睡魔レム騒動(ファンネル問題による信用崩壊)
- ③ ビッグエコー配信事件(キャリア崩壊の決定打)
布団ちゃんとは?
布団ちゃんは、大人気配信者加藤純一さんのお友達でゲーム実況や雑談配信などで人気を集めてきた配信者です。
少し毒のあるトークや、飾らない言動が「正直で面白い」と支持される一方で、 軽口や過激さがたびたび物議を醸すこともありました。
🔥 第1の転機:オーイシマサヨシ発言の“再炎上”
■ 2019年:何気ない一言が「地雷」として残る
2019年の配信中、布団ちゃんは人気アーティストである オーイシマサヨシさんに関して、
- 「○○(別アーティスト)の曲は全部オーイシのパクリ」
と受け取られかねない軽率な発言をしました。
当時は大きな騒動には発展しなかったものの、 「根拠のない批判」「アーティストへの侮辱」 として一部視聴者の間ではモヤモヤが残る出来事でした。
■ 2024年:切り抜き拡散で火種が再燃
その後しばらくは話題になっていませんでしたが、 2024年頃にこの発言の切り抜きが拡散。
SNSや動画コメント欄で、
- 「人を下げて笑いを取るタイプの配信者なのでは?」
- 「音楽へのリスペクトが感じられない」
といった批判が再燃し、布団ちゃん本人も謝罪文を出すことになりました。
この時点で、彼に対する評価は 「面白いけどちょっと危なっかしい人」 という印象に変わり始めます。
この“古い火種の再燃”が、後に続く大炎上の 減点スタートラインとなりました。
🔥 第2の転機:睡魔レム騒動と“ファンネル問題”
■ 2025年7月末:ニコニコ老人会RUSTでの言動
2025年の夏、布団ちゃんはイベント 「ニコニコ老人会RUST」に参加。
チームリーダーとして配信に登場しましたが、その際の
- 「やべー、飲み確定しそ〜、キツ〜」
- 女性配信者への軽いノリの絡み
といった発言・振る舞いが 「大学デビューみたいで見ていてキツい」と SNS上で叩かれるきっかけになります。
かつては「毒舌キャラ」として許容されていたノリが、 時代の変化や視聴者層の変化もあり、 「単に痛々しい人」に見え始めた瞬間でした。
■ 睡魔レムの感想配信が“引き金”に
同イベントの後、別の配信者である睡魔レムさんが 感想配信を行い、その中で布団ちゃんについて、
- 「ちょっとキツかった」
- 「正直、ちょっとキモかった」
と率直な感想を述べました。
この部分が切り抜かれて拡散され、視聴者間で議論がヒートアップします。
■ 布団ちゃん、激昂配信でさらに炎上
これに対し、布団ちゃんは2025年8月初旬の配信で 睡魔レムさんを名指しで強く非難。
ここから事態は一気に悪化します。
さらに問題視されたのが、彼の有料Discordサーバー (サブスク限定コミュニティ)でした。
- 内部の発言ログが外部に流出
- 他配信者や視聴者に対する悪口・陰口
- 睡魔レム側への荒らし行為を事実上容認しているようにも取れる発言
これらが拡散され、
- 「表では笑って裏で悪口を言うタイプなのか」
- 「自分のファンを使って攻撃させている」
といった“人間性そのもの”への疑念が一気に高まりました。
■ 信用失墜のターニングポイント
この騒動によって、
- 視聴者からの信頼
- 他の配信者との関係
- 「仲間思いのリーダー」というイメージ
が大きく損なわれます。
ここが「布団ちゃんの信用が大きく崩れた第2の転機」であり、 ファン離れが本格的に進むきっかけとなりました。
🔥 第3の転機:ビッグエコー配信事件でキャリアが崩壊
■ 2025年10月20日:カラオケ配信中の問題行為
睡魔レム騒動から約2ヶ月後。
活動休止期間を経て復帰した布団ちゃんは、 カラオケチェーン「ビッグエコー」から配信を行います。
しかしその配信中に、決定的な問題行為が発生します。
- 店内でズボンと下着を脱ぐ
- メニュー表で陰部を隠しながら歌う様子を生配信
という、いわゆる公然わいせつ行為と見なされてもおかしくない行動をしてしまったのです。
このシーンはすぐに切り抜かれ、SNS上で瞬く間に拡散。
視聴者だけでなく、
- 一般ユーザー
- 他の配信者
- スポンサー・関連企業
からも激しい批判が殺到しました。
■ 迷惑行為・コンプラ違反として一気に社会問題化
問題視されたポイントは以下の通りです。
- 不特定多数が利用する公共性のある施設での行為
- 店側の備品(グラス等)を破損した疑い
- わいせつ・不衛生・迷惑行為としての側面
- コンプライアンス(法令・モラル)を完全に無視した配信
これらが重なり、 「炎上」ではなく「社会的に問題視される行為」 として扱われ始めます。
■ 2025年10月21日:Twitch BAN & 所属チームとの契約解除
騒動の翌日には、立て続けに重大な処分が下されました。
- Twitch:アカウントBAN(コミュニティガイドライン違反)
- 所属チーム「VARREL」:契約解除
所属チームからは、 コンプライアンスに反する行為が確認されたとして 契約解除が発表され、布団ちゃん自身も謝罪文を出す事態となりました。
ここで、配信者としての表立った活動の場・肩書きのほとんどを失うことになります。 これが「完全な転落を決定づけた第3のターニングポイント」です。
3つのターニングポイントを時系列で整理
| 時期 | 出来事 | 主な影響 |
|---|---|---|
| 2019年(2024年に再燃) | オーイシマサヨシへの軽率な発言が切り抜きで再炎上 | 言動への不信感がじわじわ広がる。「昔の発言」がマイナス要素として蓄積。 |
| 2025年夏 | ニコニコ老人会RUST&睡魔レム騒動、Discordログ流出 | 人間性・裏表に対する批判が拡大。視聴者・配信者仲間からの信頼が大きく崩れる。 |
| 2025年10月 | ビッグエコー配信での公然わいせつ行為レベルの問題行動 | Twitch BAN、所属チーム契約解除。表の活動基盤を一気に失い、キャリアが事実上崩壊。 |
総括:炎上は「一度のミス」ではなく“積み重ねの結果”
布団ちゃんの炎上は、決して「たった一度の事故」ではありませんでした。
- 過去の軽率な発言(オーイシマサヨシの件)
- 仲間や視聴者への態度が露出した睡魔レム騒動・Discord流出
- 公共の場での一線を超えたビッグエコー配信
これらが時間をかけて少しずつ積み重なり、最終的に 「社会的に許容されない行為」として爆発した形です。
配信者やインフルエンサーにとって、
- 視聴者との距離感
- 公共の場でのマナー
- コンプライアンスへの意識
は年々厳しく問われるようになっています。
今回の一件は、 「一度の過激なネタ配信で、何年も積み上げた信用が一瞬で崩れる」 という極端な例として、業界全体への教訓にもなりました。
今後、布団ちゃんがどのような形で表舞台に戻るのか、あるいは戻らないのか――。
それは、彼自身の言動だけでなく、視聴者や業界が「どこまで許容するのか」という 時代の価値観とも深く結びついています。


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